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試合について語る前にちょっとした小話でも。
レギュラーステージの対戦順およびジャンルはドラフト終了時点で決定している。
ジャンルや傾向を含めてどのように自チームが配置していくかというのは前もって計画しやすいようになっている。レギュラーステージの全ジャンルが明らかになっているので、全体の見通しが立てやすい状況で試合が始まっていると言えるだろう。
一方で、他チームからはオーダーが読みやすく刺されやすいという面もある。特に得意ジャンルが明確な選手がいる場合には、その選手の出る枠はほぼ見透かされるので、その対戦をコストや出場機会の消化に充てられ他のメンバーの対戦で刺されるというケースも存在しうる。そしてチーム内での残コストが偏るとオーダーの読みやすさがより高くなるだろう。また、試合を通じていく中で生じた非常事態や体調不良などに対応できるようにするにはコストに余裕があるメンバーがそれなりに多い方が良い。
これを踏まえて私が監督だったらどういった展望を描くか。
①勝つ試合を明確に作るのではなく捨てる試合や捨てる局面を明確にする
②シーズンを通した自チームオーダー編成を明確にしすぎない
レギュラーステージはリーグ最下位でなければ通過できるというルールである。よって最低限のラインとするのは2-2-2や3-3-0の勝率5分。2試合に負けられるし、3勝できれば3試合に負けられる。この負けてもいい試合でコストに余裕を作りながら他の試合を全力で向かえるようにするオーダーを組みたい。
また、試合と言うものは水物である。勝つと決めた試合で不慮の事故はいくらでも起こる。そうした場合に6試合をプラン通りに戦い抜けるように組んだオーダーというのは、1点が崩れただけで全てが崩壊するくらいに、脆いものである。そして想定外の状況と言うのは他のチームにも発生し、例えばストラテジーカードが意図せず自チームに飛んできてしまう事などいくらでも考えられる。よって「どこを諦めるか」を明確にし、そうでない要所にきっちりとコストを使えるように組みたい。対戦相手の状況なども重要なので常にそこに注視し、イレギュラーにいつでも対応可能なコストの使い方をしたい。
(オーダーは2試合分をまとめて提出との事なので、直前の試合を受けての変更はできないっぽいですね。病欠は欠場者の試合が不戦敗でしょうかね。)
第五試合 TAITO STATION Tradz vs GiGO
明暗が分かれた引き分け
両チームとも1試合目を落とした同士であり、両チームとも弾みをつけるためにもここは勝っておきたい試合であったが結果は引き分けに終わった。この「引き分け」と言う結果は明暗が分かれる引き分けであったと筆者は考える。
まず、Tradzのストラテジーカードが不発に終わってしまったように見えるが、筆者は「大した問題ではない」と思っている。チームの特色を見た時にTradzはKKM*のコストを潤沢に保有しており、現状ではセカンドステージのLV12となる大将戦に3回出る事も可能である。Tradzが意識しておくべきはBPLS2までのシルクハットのように、絶対的な大将が居るにも関わらず大将までに点が取れずにドローで終わるという展開にならないようにする事。その為にも現状はRAITO.のコストや出場回数をしっかりと消化しながら大将KKM*の試合で絶対に勝てる布陣を敷けるように他3名によるサポート体制を構築することだろうか。
一方のGiGOはBPLS2でLV12を多く担当したNUCHIOのコストが残り40と、他のメンバーの出場状況を見た時に精々あと2回出るのが限界と言う状況である。またBリーグ全体を見た時にAPINAにはUCCHIE、WELLOWの双璧が立ちはだかっておりLV12にウエイトが傾くセカンドステージ以降にLV12が出来るNUCHIOのコストが無い状況では、残る3人で回していくシーンが増えそうな様子である。
第6試合 GAME PANIC vs レジャーランド
試合結果は明暗が分かれた、が・・・??
BPL2021~BPLS2では優勝候補と言われながらレギュラーステージでの苦戦が多かったGAME PANIC。かたやBPL2021では惨敗しながらも翌BPLS2では大躍進の準優勝という対称的な経歴を持つ両チーム。
試合はGAMEPANICの圧勝。新たなチームの躍進が期待される結果となった。しかしこの結果に私は少々の疑念を抱いた。
レジャーランド、想定内の負け??
まずGAMEPANIC相手に低難度帯での勝負と言うのはどのチームにとっても分が悪すぎる。MIKAMO、PEACEの二枚看板が圧倒的なのは周知の事実。この2名のコストが枯れた後にLV12を含む対戦をするのであれば対GAMEPANICを1-1で終えられる可能性は高いので、後々やり返すためにここは一歩譲る形を取ったとしても不思議ではない。
またG*は試合前インタビューで「(対PEACEは)絶望的な相手である」と発言した。確かに下馬評こそその通りかもしれないが、勝ちに行くつもりであるのならばもう少し強気な発言が出てもいいと感じたし、プレイヤーが絶望的だと感じるようなカードを大将戦で組むという事は、この試合で勝つ事よりも重要な事があったのかもしれない。またチーム成績2連敗スタートと言う割にはチーム内に鬼気迫るものや意気消沈したような雰囲気はあまり感じられずある程度想定内の結果なのかと感じさせる様子に見えた。
もとよりレジャーランドはストラテジーカードを1試合で全て使ったり、アドバイザーのべあー氏は戦術を包み隠さずにnoteで書き綴るなど戦略面も非常に見ごたえのあるチームである。2連敗と出鼻をくじかれた状況でも逆に今後どういった逆転劇を見せてくれるのかという期待が高まる。
一方のGAMEPANICは圧倒的2連勝、かつ2試合で21ptと絶好調。あと1試合勝てればレギュラーステージ突破がほぼ確定。安全圏へ一番乗りといったところで、今後このチームに対して他がどう戦っていくかの方が注目である。
以上、今週のBPLの振り返りでした。
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