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BPL S3 beatmaniaIIDX第一試合
変化したAPINA、変化したのかGiGO
APINAとGiGOはS2では互いに名試合を展開した因縁あるチーム同士。メンバー構成が大きく変化したAPINA側が明確な得意ジャンルを持つ選手が多いGiGOをどう攻略するかが注目であった。
S2では初出場を大分引っ張られた46が所属していたが、今回初参戦となったCHA*P1Eはいきなり初戦の先鋒戦という開幕カードに出場。結果はドローと滑り出しとしては上々と言える内容であり、試合中はいっぱい一杯になりながらもチームメンバーから聞こえた声に我を取り戻し冷静に試合を運べるというメンタルも持ち合わせている。BPL3年目以上の歴を持つベテラン先輩に囲まれているという安心感もあり、今後の活躍にも期待したい。
一方のGiGOは昨シーズン同様の課題を持ち合わせていると言える。S2は2タテが取れず動かしたい試合で動かせずに終わるという試合や、取りたいカードを取れないという事が多かったように見える。この試合も大抵の予想では中堅CORIVEが2タテしNUCHIOがドロー以上で勝利と言う筋書きだった事が予想されていた。しかしどちらもかなわずに敗戦する事になった。この「他選を取って勝つ」プランというのがいかに難しい事かを分からされる試合であったと言える。
今回のルールはコスト面でかなり窮屈になりそうなルールとなっており、3巡目4巡目選手がいかにLV11をこなせるかが重要になっていると筆者は思っている。UCCHIEのコストこそしっかり消費したがLV12をこなせるWELLOWをしっかり残し、今までは先鋒戦ばかりだったKENTANをさっそく中堅に投入して成果をあげたAPINAは戦略面も込みで快勝と言える。
BPL S3 beatmaniaIIDX第二試合
不安的中と不安払拭
レジャーランドはS2準優勝の実力を持つチームだが、特に戦略面が際立っていた。「もうあそこにカードを使う意味がない」と思わせる先行逃げ切り型の戦略はストラテジーカード被弾0枚という結果にも表れている。
そんなレジャーランドがいきなりストラテジーカードで出鼻をくじかれる羽目になり、敗戦の直接的な原因となってしまった。何より、レジャーランド最強布陣と思われる上から順に3巡目~1巡目を並べるという構成で敗北したのが痛い。もともとレベル帯問わず柔軟に選手を配置できるというのが強みであったのだが、前項で書いたように今回のコストの振り分けは非常に難しく、先鋒戦の特定ジャンルに限って担当していたU76NERをどう使うかと言うのが非常にカギになってくる。
一方でSILKHATは今までのシーズンの印象を払拭する気持ちの良い勝ち方ができた言える。SEIRYUがLV11以下では成績が芳しくなかったが、カードを使ったとはいえこのレベル帯も得意なDINASO相手に2タテ。大将=SEIRYUといった印象がついていたチームの印象を打ち砕くような勝利だったし、先鋒大将の結果もドローでありカードが無くても上々の結果で終われただろう。
繰り返しになるが、BPLS3はレギュラーシーズンをチーム全体で40コストしか余らすことが出来ないというカツカツなルール。柔軟なオーダーが組みやすいながらも今まで通りのコスト運用を見せて敗北してしまったレジャーランドと、LV12一辺倒であり今回のルールでは起用法が厳しいと思われたSEIRYUを擁しながら勝利したSILKHAT。対称的な結果になったと言えるのではないだろうか。
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