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先日KACも無事に終了し、IIDXに「アリーナモード」が実装されました。
こちらのモードは4人で1曲ずつ選曲し、スコアを競って勝敗を決める「IIDXバトル」が気軽に楽しめるモードです。プレイする事によって曲の解禁やL譜面の解禁などの特典があります。
SNSでは頻繁に「アリーナまだかなぁ」と言った声が多く聞かれて、まさに待望の実装となりました。
その反面で、「アリーナモードはあんまり用がないかなぁ」とか「何投げたらいいかわからないし、得意な曲もないし・・・」とか「上手い人に当たるのがいやだなぁ」といったネガティブな意見も見られました。
そこで、今回は腕前関係なくアリーナモードと上手に向き合っていく方法を私なりに解説してみようと思います。ゲームセンターで様々な対戦ゲームをやってきた私なりの処世術もありますので、もし躊躇している方がいらっしゃったら参考にして頂ければと思います。
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【楽しくなければやらなくていい】
まず、前提として。IIDXはゲームです。楽しいから遊ぶのです。もし、アリーナモードを遊ぶことによってつまらない、嫌だと感じるのであればプレイしなくても構いません。これは一番大事な事です。ですが、触ってみることなく嫌悪感を感じるのはちょっと待ってほしいと思います。この続きを読んでみて、または実際に数回触れてみて、それでも嫌だと思ったらやめましょう。
【戦いと捉えるか否か】
アリーナモードは勝敗をつけるゲームモードの為「戦い」の場です。ですが、それは個人がどうとらえるかによって全く性質が変わってきます。
例えば皆伝上位の上級者の場合。最近はBPLやKACで多くの猛者が紹介されてきましたが。自分もその中で頭角を現していきたいという意欲的なプレイヤーは、色々なプレイヤーを倒す為にA1ランクでバリバリに戦いたいと思う人もいるかもしれません。
ですが、例えば私。B1~A5ランクのプレイヤーの場合、同じように思っていても当然実力は追いついていません。運に恵まれてランクが上がったとしてもすぐに上位者に蹴落とされるのが関の山です。なので勝つことにそこまで執着していませんし、4位で負けたとしても上手い人はいっぱい居るなァと感心するだけです。それは既に戦いの場という性質は殆ど消えています。
アリーナという戦場も、見方や心の持ちようを変えるだけで全く別のモノとしてとらえることができます。勝つだけが全てではなく、楽しむことこそが全てなのです。
【戦いの要素を排除する為に】
私は別の対戦ゲームなどで勝敗がつくことに慣れていますが、ゲームは音楽ゲームしか遊ばないという人もいることでしょう。そういう方は「対戦」という部分がアリーナへの抵抗感へ繋がってしまっているかもしれません。こういったモノを排除できればある程度は気軽にアリーナで遊べるという人も増えるような気がします。
対戦的な要素はまずスコア差分が上げられます。なのでグラフを消すとか、差分表示を消すなどは非常に良い対応策です。アリーナに限らず、この方がメンタル的に落ち着いてプレイが出来るという人も多いと思います。ただいずれにしても4曲目終了後には勝敗が表示されるので、一番良い対応策は「勝敗を気にしない」になってしまいます。
前述のとおり、プレイ終了後には「勝敗結果」を突き付けられますし、「心の持ちようや考え方」を変えられれば抵抗感がある程度払しょくできると思います。
例えばこんな考え方をしてみるのはどうでしょうか。
IIDXは「DJシミュレーションゲーム」です。知らない方も多いかもしれませんが、IIDXは「クラブで曲をかけるDJがいなくなってしまったので、あなたがやってください」というコンセプトがあったりします。実はこういった要素というのは通常プレイにも反映されていて、「1プレイ内で同じ曲が2回以上選べない」のは「DJが同じ曲を何回もかけたら盛り下がるから」という理由付けがあります。
これを拡大解釈すると、IIDXで流す音楽と言うのは「みんなに聞かせたい曲」という意味合いもあるという事です。そういう観点から、アリーナモードを「全国マッチで完成された部屋の中で自分の好きな曲をかけあう場所」と考えてみるとどうでしょう。「自分の好きな曲をみんなに聞かせる機会」と考えれば自然と選曲も悩めるし、自分の好きな曲だから誰よりも上手くプレイを終えたいという気持ちも湧いて力も入ります。
【相手からどう見られているか】
対戦において相手からどう見られているのかは、結構気にする人が多いと思います。
アリーナの戦績というものは公式サイトで確認できます。負けが込んでしまったり、得意曲で勝てなかったりしてくると戦績は悪くなっていってしまいます。ですが、この情報は対戦相手には公開されません。対戦相手から見られるのはノーツレーダーと段位、所属リーグだけです。その人が上手いか下手かはこれらの情報では一切判断ができません。段位は取らなければいくらでも詐称は可能ですし、ノーツレーダーはプレイしてきた曲の傾向によって変わります。所属リーグもアリーナデビューが今作からなどであれば著しく実力から離れた階級に所属している人も居ます。
対戦相手がどういう相手か判断がつかない以上、あなたも対戦相手からはどういうプレイヤーかどうかは全く不明です。せいぜい「コメントにこだわりを感じる」とか「かわいいクプロの人だな」くらいです。一応対戦履歴からライバル登録やプレイヤーデータを見る事が可能なので、気になる人は全て非公開にしておきましょう。
自分の戦績を見てがっかりする人もいるかもしれません。ですが、これもマッチング運などに大きく左右されますし、マッチング運はプレイする時間帯によっても異なってきます。よって、実力通りに正確に反映されるものではありません。自らすすんで凹むような情報を直視するのではなく、そういったモノは見ないようにしましょう。
また、これはSNS等でよく聞かれる意見ですが「プレイヤーのレベルにそぐわない著しくレベルの低い単発曲やN譜面」を投げる事に関しては嫌われる傾向があるようです。選曲によって嫌われる可能性があるという点は留意しておいた方がいいかもしれません。勿論、ルール違反でも何でもない行為です。SNS等で凸られたとしても知らんぷりしておきましょう。
【格上とのマッチングや格上から飛んでくる選曲がキツイ】
こればっかりはマッチング運もある為仕方のない部分もあります。対応策として以下があげられます。
・マッチングの濃いと思われる時間帯で遊ぶ
人が多い時間帯であれば近いランクの人とのマッチング率も上がる為回避しやすくなります。
・一度適正な人たちとマッチングしたら(可能であれば)連コする
基本的にアリーナ1プレイは4曲ワンセットなので10分程度で1周します。「いい勝負ができた人たちだったからまた一緒にやりたいなぁ」と思った場合、相手も同じように思っている可能性があります。であれば、すぐに入りなおすことでまた同じメンツを狙う事ができます。これは対戦ゲームでよくある「スナイプ」というやつですね。もちろんハウスルールはしっかりと守りましょう。
・逆に時間を「ちょっと」ずらす
格上からの被害に遭った場合は、時間を「ちょっと」ずらして入りなおしましょう。「ちょっと」というのがコツです。例えば待ちの発生などにより1プレイ分ずらした場合、自分が入るタイミングと格上だった人が入りなおすタイミングがまた噛み合ってしまう事があります。なので、5分程度ずらすことによってきっちりとマッチングタイミングをずらすことができます。これもオンライン対戦ゲームから得た、ちょっとした「おまじない」のようなものです。自分より格上の人間は星の数ほどいますから、当たる時は当たってしまいますけどね。
ちなみにCPUとマッチングしても選曲の暴力が飛んでくることがあります。先日私はとあるプレイヤーとのタイマンとなった試合でエレクリのSPAが飛んできて、タイマン相手ともども粉々にされました。CPUが混ざってもこれなので、基本的には諦める他無いと思います。
また、アリーナは解禁が終わったら触らないというプレイヤーも多く存在します。よって時期が経てばたつほど過疎る傾向があると思われます。適正なマッチングを狙いたいなら過疎ってしまう前の方がよいです。私は前作のアリーナ終了間際で、人がそれなりに居るであろう時間帯に3連続誰ともマッチしなかったことがあります。「人の多い時間帯で、まだ解禁が終わってない人が多い間」がねらい目だと思います。
【最高のコスパを誇るモード】
私はアリーナモードの実装を待ち望んでいた側のプレイヤーですが、その理由の9割がこれです。
アリーナモードはスタンダードスタートでも4曲保証で遊べます。どのモードよりもコスパはいいです。4曲中1曲は自分で選べます。残りの3曲は他の人が選んだ曲になりますが、ランダムセレクトで選んだ曲だと思えばなんてことはありません。また、自分がスタンダードプレイならばL譜面を選曲はできませんが、相手がL譜面を選んだ場合はL譜面をプレイできます。未解禁の曲が飛んでくるなんていうラッキーにありつけることもあります。
普段自分から選ぶことがない曲が飛んでくるという事は、逆に考えれば一生つくことが無い可能性のある曲のクリアランプが増やせるチャンスという事にもなります。N譜面の単発曲などが飛んでくることもありますが、自分から選ぶことがないならばこういう時にEXHARDやHARDのランプを増やしてしまいましょう。
またCPUのみとのマッチングとなった場合、CPUが投げる曲は自分の投げた曲と同じレベルである事が殆どです。レベル12のように同レベルでありながら難易度差が激しいレベルの場合は別ですが、レベルフォルダのクリアランプ埋めや特定レベルの周回をしている人にとっては近いレベルの曲を投げて貰えるのでむしろ好都合です。勿論、未プレイ、未クリアの曲が飛んでくるとは限りません。私はDPのクリアランプ埋めや色々な未プレイの譜面に触る為に、アリーナ開催中にDPをプレイする場合にはほぼアリーナでプレイしています。選曲に拘らず、とにかく色々な曲や譜面に触れて経験値を増やしたい人にはおすすめです。
【武器曲=ビートマニアで一番いい曲】
対戦する上で、「武器曲がないから戦えない」「なにを武器にしたらいいのかわからない」という人が見られました。BPLではオールラウンダーよりは何かの技術に特化した選手の活躍が目立った為に、対戦では武器が必要であると思っている人がいるのかなと勝手に推察しています。ですが、武器を持つ必要は全くありません。
前述のようにアリーナのマッチングは同ランクの人とばかり当たるとは限りません。自信のある武器曲を投げて通用しなかった時に受けるショックは、普通に負けた場合の時に受けるダメージより大きいです。なので、武器がある人は「自分が鍛えた武器はこのレベルの人たちにも通用するだろうか」というような、挑戦的な意味合いで使うのが良いと考えます。逆に、同格格下相手にも簡単に武器を抜いていくようだと今度はそれ以外で勝てなくなってしまうかもしれません。
また武器曲が無い人は【戦いの要素を排除する為に】でも述べましたが、「自分が好きな曲」「自分が押していて楽しいと思える曲」を投げるのが良いと思います。前述のとおり、アリーナモードもゲームですから「楽しくなければ意味が無い」です。勝ちたいという強い思いに囚われるばかりに本質を見失わないようにしましょう。そういう強い思いは、折られた時にモチベーションの消失へとつながっていってしまいます。
プロ選手やKAC出場者が勝って涙を流すのは、自分の磨いた武器をもってしても簡単には勝てるわけでは無く、常に紙一重の一発勝負を勝ち抜いてきたからです。負けて涙を流すのは、自分が研ぎ澄ましたはずの武器をもってしても負けたという悔しさからです。
頂点までほぼ目前というレベルの腕前を持っている彼らですが、それでも負けることがあるのです。勝っても次も同じようにいくとは限らない事を知っています。プロレベルでは無い我々のような道半ばの人々は、まず登る事を辞めない事。たまには立ち止まってもいいから、しばらくしたらまた登り始めることが大事です。そのモチベーションを枯らさないように、上手に向き合っていきましょう。
アリーナでもしこたま強いであろうプロ選手たちですが、彼らが口をそろえて「ビートマニアは楽しい」「もっといろいろな人に遊んでほしい」という事を言います。なぜなら
ゲームをどれほど楽しめるかに腕前は関係ない
からです。
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今回はアリーナモードとの向き合い方やうまく活用していく方法などを、私の経験を通じて紹介させて頂きました。折角ゲームを遊ぶのですから、ある機能やゲームモードはフルに活用して遊んでほしいと思いますし、一度は体験してみないと損だと思います。勿論、その1回でやめてしまっても構いません。ひょっとしたらその1回が将来のKAC覇者誕生の瞬間かもしれませんからネ。どうか「たのしい!」という気持ちを損なう事なくアリーナモードと付き合ってみてください。
ありがとうございました。
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